■ ガザ地区の基礎データ

【地理】
イスラエル南西に位置。南端をエジプトと接し、西に地中海を臨む。
東西約10キロ、南北約40キロの細長い地帯で、総面積は約360平方キロ。

【人口】
約150万人。世界で最も人口が過密な場所のひとつに数えられる。
(例:ビーチ難民キャンプでは、1平方キロ四方の中に約8万人が住む)
住民のうち約90万人が、1948年戦争による難民とその子孫である。
各難民キャンプでUNRWAに登録された難民の人数は約47万8千人(2006年12月現在)。

【宗教】
大半がスンナ派イスラーム教徒。少数だがキリスト教徒も存在する。

【主要な町】
北部のガザ市、中・南部のハーン・ユニス市、南部のラファ市
ガザ市にはUNRWA本部と、UNRWAガザ・フィールド事務所が存在する。

【難民キャンプ】
ナクバによって住む場所を追われた約20万人の人々が主に住む。
出身地は、地中海沿いのヤーファーや、ネゲブ砂漠の町ベエルシェバ(ビール・サバア)とその周辺の村々が中心。
キャンプは以下の8か所。

ジャバリア難民キャンプ[10万6千人]
ラファ難民キャンプ[9万7千人]
ビーチ(シャティー)難民キャンプ[8万人]
ヌセイラート難民キャンプ[5万8千人]
ハーン・ユニス難民キャンプ[6万1千人]
ブレイジ難民キャンプ[2万9千人]
マガジ難民キャンプ[2万3千人]
ディル・アル=バラハ難民キャンプ[2万人]
 (=[]内は2006年12月時点での登録難民人数)

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