ガザ攻撃における白リン弾の使用

今回のガザ攻撃において、イスラエル軍は人道的に問題が大きいとされる白リン弾を使用しています。
白リン弾は、空中で破裂すると白リンが染み込んだ「くさび」を撒き散らします。
白リンは酸素と結合して発火し、人間の皮膚に付着すると筋肉に深く浸透して骨まで達しても燃え続けるといいいます。
医薬品や医師が不足するガザ地区で、その被害にあった犠牲者たちが適切な治療を受けるのは困難な状況と考えられます。

アムネスティ・インターナショナルは、1月19日発表のニュース・リリース(日本語訳)で、
この武器がガザ地区で使用されたことには疑いがないとの調査結果を示しています。

イスラエル/被占領パレスチナ地域:民間人に対するイスラエルの白リン弾使用は「明白で否定できない」

またドイツ紙シュピーゲルは、イスラエルによる白リン弾攻撃の様子を写真入りで報じています。

Rauchbomben-Einsatz entfacht Vorwurfe gegen Israels Armee
Markus Becker 2009年1月6日(ドイツ語)

写真の一部はこちら(上記サイトより引用したAP写真)↓

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