■ M9の大地震の発生後の主要な動き
- 2011年3月11日（金）
14時46分 三陸沖を震源とする地震、マグニチュード（M）9.0（当初は8.8と発表されるが、それでも観測史上最大）が発生。
宮城県北部の栗原市などで震度7を観測。
警察庁は災害警備本部を、防衛省は災害対策本部を、JR東日本は大規模地震対策本部を設置。
14時49分 気象庁が岩手、宮城、福島、青森、茨城、千葉の太平洋沿岸に大津波警報を発令。北海道から伊豆諸島にかけて津波警報を発令。
14時50分 首相官邸危機管理センターに官邸対策室を設置。
14時52分 岩手県知事が陸上自衛隊に災害派遣要請。
15時00分 東北電力女川原発、東京電力福島第一原発、第二原発、日本原子力発電東海第二原発の計11基が自動停止。
外務省が緊急対策本部を設置。海外からの支援申し出などに対応を開始。
15時05分 航空自衛隊の戦闘機6機が被害確認のため出動。
15時06分 三陸沖を震源とする地震M7.0が発生。青森県八戸市などで震度5弱を観測。
15時08分 JR東日本管内の新幹線が地震直後から終日運休し、東海道・山陽新幹線も一時運転を見合わせる。
15時14分 気象庁が宮城県に10メートル以上の津波到達を確認と発表。
15時15分 茨城県沖を震源とする地震M7.4が発生。茨城県鉾田市などで震度6弱を観測。
15時15分 国土交通省が緊急災害対策本部を設置。
15時25分 海上自衛隊横須賀基地に停泊中の全艦艇が宮城県沖へ向かう。
15時26分 三陸沖を震源とする地震M7.2が発生。盛岡市などで震度4を観測。
15時35分 千葉県市原市のコスモ石油製油所から出火。
15時45分 警察庁が広域緊急援助隊900人を福島、宮城、岩手県に派遣すると発表。
15時55分 仙台新港に高さ10メートルの津波到来。
15時57分 茨城県沖を震源とする地震M6.1が発生。千葉県銚子市などで震度4を観測。
16時00分 福島県が陸上自衛隊に災害派遣要請。
気象庁が記者会見で、津波が押し寄せているため避難を呼びかけ。
宮城県気仙沼市で高さ6メートルの津波到来。
16時12分 全閣僚出席の緊急災害対策本部を開催。
16時15分 福島県沖を震源とする地震M6.8が発生。福島市などで震度4を観測。
茨城県が自衛隊に災害派遣を要請。
16時20分 気象庁が東北地方太平洋沖地震と命名。
16時29分 三陸沖を震源とする地震M6.6が発生。宮城県大崎市などで震度5強を観測。
16時36分 福島第一原発１，２号機で外部電力の供給が失われる。
東京電力が原子力災害対策特別措置法にもとづく緊急事態を通報。国内初のケース。
16時55分 菅直人首相が記者会見。「国民の安全確保と被害を最小限に抑えるため政府として総力を挙げる」と強調。
17時00分 新潟県警が県広域緊急援助隊（53人、車両12台）を福島県方面に派遣。
17時05分 警視庁が広域緊急援助隊100人を宮城県に派遣。
17時12分 茨城県沖を震源とする地震M6.4が発生。栃木県北部などで震度4を観測。
17時19分 茨城県沖を震源とする地震M6.7が発生。千葉県北東部などで震度4を観測。
17時39分 枝野官房長官が記者会見。「首都圏の交通機関が不通。無理に帰宅せず、職場などで待機を」と呼びかける。
17時47分 福島県沖を震源とする地震M6.0が発生。岩手県沿岸部などで震度3を観測。
18時10分 宮城県警が、気仙沼市で大規模な火災が発生と発表。
18時51分 政府調査団が自衛隊ヘリで防衛省から宮城県に出発。
19時03分 菅首相が福島第一原発で初の「原子力緊急事態宣言」を発表。
19時31分 日航と全日空は11日の成田発着便全便の決行を決定。
19時57分 枝野官房長官が福島第一原発について、原子力災害対策特別措置法にもとづく「原子力緊急事態宣言」が発令されたことを発表。
21時23分 福島第一原発の半径3キロ以内の住民に避難、10キロ以内に屋内退避が指示される。
22時05分 福島第一原発で「炉の一つが冷却できない状態」と判明。
・Jリーグは12，13日に予定されていた第2節全19試合を中止と発表。
・男子バスケットボールの日本リーグは11日に開催予定だった日立―アイシン、東芝―北海道の２試合の延期を決定。
- 3月12日（土）
0時16分 地震調査委員会は、今回の地震は宮城県沖、茨城県沖など４つの領域が絡んだものとの見方を発表。
【Sorry, Under Construction!】※あまりにも数が多いので、M6以下の地震は省略させて頂いております。
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