Last Update 2011 Mar. 29
■ 福島原発の放射能の影響について
私はこちらの専門家ではないため、現在の福島原発の事故の影響の危険の程度を正確に判断することはできません。
原子力安全委員会の基準で24日午前0時までの放射能放出量を計算すると、スリーマイル嶌原発事故(レベル5)を上回る規模に達しているとの報道もあります【朝日新聞3月25日】。
ただし経済産業省原子力安全・保安院は18日に「レベル5」と発表しており、25日14時現在では未改訂です。
ですがおそらく一番大切なことは、不安や情報不足からパニックに陥るのを避けることではと思い、専門知識のある知人や友人から話を聞き、参考になりそうな情報を集めてみました。
事態を理解するための解説、事故に関する報道、放射能に関する基礎知識などの情報ソースは数も増えてきたようです。
事故への対応には、電力会社の方、自衛隊、警察など多くの関係者が、現場で自身の身の危険を冒して必死に取り組んで下さっており、心から感謝と敬意を表します。
危険性についても諸説対立があるようで、専門外の本サイト管理人にはどれが「正しい」情報かは判断できません。信頼性が高いと思われるものを選び、また各論併記するようにしたので、ご自身で判断願います。
発電所での作業では、2名が局所的な放射線障害(ベータ線熱傷)の疑いがあり、また100mSvを超えて被ばくされた作業員の方が、24日の時点で東電社員14名ほか合わせて17名になったと報道されました【原子力安全・保安院からの緊急情報】。
あってはならない事故で、言葉が見つかりません。困難な作業と思われますが、一刻も早い解決を祈ります。
《基礎知識・身を守るための対策》
報道でよく耳にするGy(グレイ)、Bq(ベクレル)、Sv(シーベルト)などの単位の意味を説明されたサイトです。
それぞれの単位が意味する内容や、相互の間での換算は異なります。
内部被ばく線量が注目を集めていますが、これは体内に取りこんだ放射性物質の放射能(Bq)に、放射性物質(核種、たとえばヨウ素131)ごとに、定められた換算係数をかけることによって求めるそうです。
“雨粒の数がベクレル、人に当たって濡らした水の量がグレイ、当たった影響がシーベルト”という説明は分かりやすいです。
他にもたまに解説で出てくる「アルファ線、ベータ線、ガンマ線」というのも説明されてます。
ちなみに出所は経済産業省資源エネルギー庁でした。
・消毒剤やうがい薬などのヨウ素を含んだ市販品(ヨード剤)は、ヨウ素の量が少量で飲んでも意味がなく、むしろ内服するには不適当な成分が含まれているため、人体に有害な危険性があるそうです。(こちらを参照)
「放射線の量は距離の二乗に反比例する。したがって、実際に住民の住居がある場所ではきわめて小さな値になる。例えば半径1キロ地点で1mSv/hとしても半径20キロ地点では0.0025mSvまで減衰する。」
という説明など、個人的には参考になりました。
たとえば東京・福島間は、場所にもよりますが約200km離れています。
被曝による発癌率への影響は、ICRP(国際放射線防護
委員会)によると、現在までの様々な調査結果を総合しても、100mSv
以下では統計学的に有意な発がん影響は見られないと結論しているそうです。
胎児が放射線被ばくした場合でも、同じく100mSv以下であれば
流産、奇形、知能障害等の影響は見られないとしています(知人の放医研研究者の話)。
事故現場付近で検出される放射線の値には、時刻によって大きな変化が見られます。
放出された放射性物質(微量)は、「プルーム」と呼ばれる、雲のような塊を作って流れてくるそうです。
その塊が計測器を通過した短い間に「平常時の○十倍」が記録され、また元に戻るわけです。
15日午前の段階で発表された値は400msV(400,000μSv)/hourという非常に高い数値であったため、懸念されましたが(原因は16日夜の時点でまだ不明)、その日の午後に福島原発第1〜4号機から南西の方向(東京の方向)へ1キロ離れた地点での定点観測では一時的に10mSvを観測したのち、数時間にわたって500〜600μSvに戻ったそうです。
最新の数値については下記の「都道府県別放射能水準調査」をご覧ください。
ツイッターをお使いでない方は、こちらの
目に付いた内容を書き出すと、今のところ以下の感じです。
*放射線を大量に浴びると、遺伝子にダメージを与え、人体に影響を及ぼすことがあります。
*放射線を出す能力を放射能、それをもつ物質を放射性物質と呼ぶ。
*放射線物質は窓や壁を突き抜けます。ですがさえぎる物があると弱まるので、
室内で避難する場合、窓を閉めることは大きな意味があります。室内への放射線物質の侵入を妨げ、外からの放射能の影響を弱めるからです。
*被爆には、体の中から被爆する内部被爆と、体の外から浴びる外部被爆があり、前者のほうが危険です。体の中は洗えないからです。
これらの他に、知り合いの専門家からとれる対策をいくつかお聞きしたところによると、一般的な対策として以下のような内容が考えられるそうです。身近に実践できることです。:
<外部被爆対策>
・放射能を浴びる危険があるとき、地域では外出を控える。
・外出する際には口にタオルを当てる。マスクなども有効。
・帰宅したら玄関の前で服をはたく、手を洗うなど(花粉対策と類似)
・雨に濡れて放射能が付着しないよう注意する。傘・レインコートは必需品。
降り始めの雨には巻き上げられた粉じんが高濃度で含まれるので、浴びないように気をつける。雨雲は広がるので、遠方でも気をつける。
各地で昨日(20日)頃より雨が降ってきました。
「福島県及び茨城県と栃木県の北部、宮城県の南部については、すでに空気中にある放射性物質が落下するので、できるだけ雨の降っている時には外に出ない方がいい」と指摘される研究者の方もおられますので、ご用心されるとよいかと思います。
同様の注意は国際環境NGOグリーンピースのサイトでも紹介されています。 ※放射能に汚染された飲食物の影響について
3月20日頃、福島県内の水、県内で生産されたほうれん草や牛乳などから、食品衛生法の暫定規制値以上放射性物質が検出されました。
栃木県、茨城県の農産物、東京都の水などからも検出されたことで、混乱が広がっています。
人体への影響について「東大病院放射線治療チーム」は次のようにTwitterでつぶやいています。
【 放射性ヨウ素は水に溶けやすい分子なので、原発事故で大気中に散布されると雨に溶けて地中にしみ込みます。これを牧草地の草が吸い取り、牛がそれを食べるという食物連鎖で、放射性ヨウ素が濃縮されていきます。
ですが放射性ヨウ素の半減期は約8日です。長期間、放射線ヨウ素を含む牛乳のことを心配する必要はありません。
放射性ヨウ素はベータ線を出しながら、“キセノン”に変わっていきます。(ベータ崩壊)8日が半減期ですから、放射性ヨウ素の量は8日で半分、1ヶ月で1/16と減っていきます。3ヶ月もすると、ほぼゼロになってしまいますから、「牛乳問題」も“期間限定”です。】
専門的なことはよく分かりませんが、牛乳から放射性物質が検出されるのも短期間のあいだだけの問題で、時期に検出されなくなるだろう、ということでしょうか。
ただし「外部被曝」は大人と子どもの間で大きな影響の差はみられませんが、「内部被曝」は特に子どもに影響が大きい、との指摘があります。
飲食物で摂取して大丈夫とされている制限値が大人は300Bq/Kg、乳児は100Bq/Kgと異なるのはそのためのようです。
ちなみに前者は原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する基準値、後者は食品衛生法に基づく乳児の飲用に関する暫定的な指標値です。
授乳中の方は、母乳への影響が心配だと思われますが、一説によると母体から母乳を通して伝わるのは、母親の摂取量の4分の1程度だとか。
胎児と乳児で身体的な影響が生じる被ばくの量は10mSv(1日1リットルで約1年)以上とのことなので、
今の分量で短期的な摂取だとあまり問題はなさそうですが、長期的に100Bq/kg以上の水を飲み続けるのは控えた方がいいかもしれません。
心配な方は、ご自身が9ヶ月乳児の母であり、普段カテーテルという放射線を使う業務を専門にされている方のツイート集(togetter)が参考になりそうです。
水道水に含まれる放射性物質は、煮沸により幾分取り除くことができる」という情報が出回っているようですが、これは誤りのようです。
煮沸すると水蒸気だけが飛ぶので、含まれる放射性ヨウ素131はむしろ濃縮されます(放射線医学総合研究所と、東大病院放射線治療チームがそれぞれ実験)
なお、家庭用の浄水器もほとんど効果がないそうです。ヨウ素の放射能の半減期は短いので、水をペットボトルなどで汲み置きして1週間くらい待てば、少なくともヨウ素に関してはかなり安全性が増すのでは。
《現状に関する情報》
15日以降の各都道府県における放射線の量の測定値(μSv/h(マイクロシーベルト毎時))について、各地域の過去の平常値の範囲とともに、文部科学省がデータを公開しています。
メインページはこちら、他に1,2,3のページにも同じ情報が掲載されています。
福島県、宮城県については、測定実施場所が倒壊の危険があるため、数値が抜けていますが、こちらからご覧いただけます(早野先生情報)
またこれをもとに「全国の放射濃度一覧」のグラフが作成されています。
放射線モニタリングデータ
首相官邸ホームページからのリンクです。福島第一原発周辺については、こちらの方がが地図上で示されており、分かりやすい。
ちなみにツイートからの紹介。今回の事故の影響では、24日の段階では放射性ヨウ素131と放射性セシウム137についてしか報道されませんが、その他にはどんな放射性物質が検出されているのでしょう。
《少々長い文章なので、要点を書き出すと:
こんな感じだと思いますが、私は素人なので誤読もあるかもしれません。ご自身で読んでみてください。
→ なお水素爆発についてですが、Dr.Oehmenは「オペレーターが意図的に(蒸気中の放射能が崩壊するのに十分な時間を与えるため)建屋と圧力容器の間に蒸気を放出したのだろう」と書かれていますが、関係者によるとこれはどうも違うようです。
→ ただしプルトニウムだからといって、ウランより特別に危険度が増すのかという点については意見が分かられるらしく、本ページの管理人は専門家ではないため判断は差し控えます(いろいろ読んだのですがよく分かりませんでした。ごめんなさい)
知り合いの複数の研究者から聞いたところでは、事故直後の段階で一番大切なのは「原子炉の余熱を除去すること、そして放射性物質を閉じ込め続けること」だそうです。
・電源復旧作業については「毎日新聞『福島原発:電源ケーブル敷設に着手 復旧は19日以降に』」(3月18日の記事)に詳しい作業内容が解説されています。
同教授は同じサイトの別の記事で「退避すべきかとどまるべきか」放射線被ばくを深く心配されている方々へ」というのを3月17日午後時点の情報を踏まえて書かれています。こちらも興味深いです。
「宮城県内環境モニタリング情報」 / 「福島県内発電所周辺の測定結果」 また不安な方はこちらへ
ただ数値だけで見るよりは、こちらのほうがわかりやすい。
この数値の危険度の判断には、上記の記述を参照ください。
リアルタイムの最新情報、被曝対策の簡単な図解、避難区域の地図など。
リンクはこちら。
事故発生から最新情報までの記事を、時系列に半日ごとに整理。見出しも簡潔で分かりやすい。
リンクはこちら。
《今、何が起きているのか:分析》
東大物理学の早野教授がツイッターで原発事故の状況を分析・発信されています。やや専門的ですが、@hayano でフォローできます。
ウェブのリンクはこちら。被災地以外での放射線の検出など動きを受けて、再び事故関連ののツイートが増えてこられたようですが。
つくばの高エネルギー加速器研究機構(KEK)が、核種ごとに割合をまとめたデータ(3月15〜23日)を公開されています。
KEKの測定結果のメインページはこちら。
13日までの第一号機の水素爆発までの状況を、MITの研究者Dr Josef Oehmen が分かりやすくまとめてられいます(和訳あり)。
本文は
こちらからお読み頂けます。
「M9.0 の地震が起こったとき、全ての核反応炉は自動停止しました。地震が始まって数秒以内に制御棒は核の中に入れられ、ウランの核連鎖反応は止められました。今、冷却システムが残った熱を取り去らなければなりません。」
「地震は核反応炉の外部電力供給システムを破壊しました。」さらに「津波が全てのバックアップ電力システムを一度に持ってい」ってしまい、
放射性燃料を含む反応炉のコア部分を冷却することができなくなってしまった、その結果温度が上昇し始めた。
コアを内包する圧力容器が破損しないためには、時々中の蒸気を逃がすことが重要です。この蒸気は放射線(窒素)を含むものの半減期が数秒と短いため、人体に危険はありません。
先日より水素爆発が起きていますが、チェルノブイリでは爆発が圧力容器の「中」で起きたので甚大な被害が出ましたが、福島原発では「外」の覆いの真下で起きたにとどまるものなので、危険はない。》
ちなみに排出される水蒸気と、核燃料の暴走による放射線の放出の違いについては、池田信夫さんが書かれた
こちらのブログが分かりやすく例えられてます。
今考えられているのは恐らく格納容器内で発生した水素がケーブル類の隙間を通って建屋上部に溜まり、余震などの衝撃で火花が発生し爆発したということでそうす。(ただ、これも原因は事態が収束した後に調査してはっきりわかることで、公式発表ではありません)
いずれにせよ余震により予想外の事態が起こりうる危険の中で、東京電力の方は事態の収拾のために全力を尽くしておられます。
その後は、2号機、3号機、4号機と連鎖的に問題化しているため、この記事の時点より状態は悪くなりました。
ただ16日21時の時点で、1〜3号機は原子炉に海水が連続で注水できており、17日の午前にも自衛隊による散水が実施されました(朝日新聞17日10時の記事)。
また18日、19日には地上と空からの放水がさらに規模を拡大して実施され、1〜4号機の表面温度は、いずれも100度以下(暫定値)に下がったと発表されています。
北海道岩内原発研究会代表である斉藤武一氏の文章です。
メールで回ってきたのをPDF(こちら)に転載させて頂きました。
「専門家」といっても色々な方がいろんな意見を言われてますし、「死の灰」がすでに降っているのかは私には判断できませんが、
特に第一原発3号機の燃料にはプルトニウムが使われていること(正しくはプルトニウムを混ぜ込んだMOX燃料、と言うそうですが)、使用済み核燃料の危険度、内部被ばくの恐ろしさなどは、重要な指摘だと思われます。
代わりに複数の情報ソースを提示することにより、読者の判断にゆだねたいと思います。
かなり異論・反論もあるようですが有名なものとして、
筆者(とされる)のは1997年に逝去された平井憲夫氏です。
技術者の立場から、原爆行政に対して発言を続けられた中心的人物だそうです。
こちらの文章の記述自体、彼の講演を受けたほかの人物が書いたのでは、など各論あるそうですが、批判でネットが炎上したともいう議論の前提として、読んでおく必要はあるでしょう。
この記述の中で注目されるのは、日本の原子力発電所でプルサーマル計画が導入された経緯でしょう。
日本の原発が非常にリスクの高い技術を導入しているという点です(賛否両論はあるのでしょうが)。
この点については(今は福島原発の事故を拡大させないことが最優先なので当然かも知れませんが)今の報道ではほとんど触れられていないことです。
彼が描いている現場の時代から、現在は技術水準や現場での安全管理については変わってきているのかもしれません。(そうであってほしい)
上記の平井氏の発言とされる文章に対しては、[EiFYE(エイフィー)原子力発電所FAQ特別編]というサイトでかつて、実際に原子力発電所でプラントを運転していた電力会社職員という方が、詳細な分析と反論を、個人のウェブサイトで公開されていたそうです。
すでにそのサイト自体はウェブ上から消去され、見ることができませんが、そこに書かれていた内容を平井氏の上記の『原発が・・・』と比較して書かれているのがこちらのサイトです。
こちらは『Re:原発が・・・』そのものへの批判も含まれていて、論争がすべて終わった後でこれらの存在を知った人にとっては、一定の参照点を示してくれる気がします。
反原発運動の代表的論客である広瀬隆氏の3月17日の『ニュースの深層』に出演して解説された内容です。
私個人は今回の原発事故に関して、報道のあり方がどうとかいうことには、あまり興味がありません(その気になれば、いくらでもインターネットで情報が探せる時代ですから)。
むしろこの中で広瀬氏が指摘している「電源の回復が重要」という点が、事故の現状把握の上で大事な気がしたので引用しました。
そのための対策として今回とられているのは「@当面は、とにかく放水でも何でもして時間を稼ぎ、
Aその間に炉心を制御する電気系統を復活させ、
B(制御系が生きてたら)確実な電源のもとで炉を冷却し、
C放射性物質の飛散を防ぐ(コンクリートでがちがちに固めまくる)」という道筋なのだろう、とのことでした(Cの具体的やり方は、今後まだどうなるか分かりませんね)。
つまり放水による冷却が一時的な措置であることは、おそらく初めから現場の対策チームは承知の上で、ただ電気系統の復旧作業自体がこれまで想定されていなかった事態のため、また現場の放射線濃度が極めて高いため、作業には時間がかかる(19日の朝日新聞朝刊からの私の理解)。
周辺の線量が上がり作業に支障をきたす状態を改善するためにも、できるだけ早く水を入れ、遮蔽をすることが必要だった、ということになるのかと思います。
19日午後の段階で温度は少し下がったようなので、これから20日にかけて電源復旧作業がうまく進めば、緊急炉心冷却システム(ECCS)などを再起動できる可能性もあり、事態も収束に向かうのでは・・・というのがいろいろ読んだ素人の本ページ管理人が考えたことでした。
とはいえ広瀬氏の上記の解説の中で気になるのは、これまで冷却のために「海水」を注入していたために、電気系統を復活させても冷却機能がうまく機能しないのでは(という趣旨だと思うのですが)という指摘でした。これについては下記の反論が見られます。
東北大学名誉教授の北村正晴氏が、3月17日の広瀬氏の解説に対していくつかの修正点を挙げられています。その中に、私が気になっていた「海水の塩分濃度」の話があり、それは大丈夫そう(?とりあえず冷却には効果あり)というので少し安心しました。実際には、やってみないと分からないのかもしれませんが。
3月15日に東京の英国大使館で開かれた英国政府主席科学顧問(Chief Scientific Adviser)ジョン・ベディントン (Sir John Beddington)氏らよる、福島原発の現状に関する分析です。
こちらもFacebookおよびメールで回ってきたのをPDF(こちら)に転載させて頂きました。
これを読むと、チェルノブイリの場合に比べて事態はそれほど深刻にはまだ至っておらず、日本政府と現場の対応も適切、少なくとも東京などでは放射能の影響を恐れる心配はない、とのことです。
3月16日に行われた高エネルギー物理学者のベンジャミン・モンレアル准教授の講演を、理工学系の研究者が翻訳されてます。
これによると福島原発の事故のレベルは、スリーマイル島以上だが、チェルノブイリの危険度には達していないとのこと。
その解説の和訳の
トップページ(訳者の名前あり)がこちら。本人のプロフィール(英語)はこちら。
本文のPDFへの直接リンクはこちら。英語の本文はこちらからご覧いただけます。
スライドの翻訳なので、正直、専門家以外にはあまり分かりやすいとはいえない気がしますが。ご参考までに。
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