2011年 東日本大震災お役立ち情報

Kanto-Tohoku earthquake-Tsunami information


Last Update 2011 April 8

■ 震災からの復興に向けて

■ 通信・輸送・被災地での生活

■ 医療情報など

寒さが厳しく大変な状態が続いておられることと思います。
被災地から直接こちらのサイトをご覧頂くことは困難かとは思いますが、救援に向かわれる方など参考にして頂けるとさいわいです。

  • 低体温症への対処法
    寒冷地で十分な暖房施設や燃料もないところに避難されていると、寒さが原因の低体温症になることが懸念されます。
    以下のような症状の方がいらしたら、周りの方は急いで対処をお願い致します。

    《症状》体の震えが止まらない、ふらつく、つじつまの合わないことを言う
    体温が35度以下に下がると危険域に入ります。32度を切ると重症となり、判断力が低下して錯乱したり、意識消失、酷くなると死に至る場合もあります。

    《対策》衣類や毛布などで保温する。水分補給をしっかりする。食べ物などでのカロリー補給。
    症状が重い場合には、脇の下や首筋、またの付け根など太い静脈が通っている場所に、最大で42度までのお湯を入れたペットボトルを当てて温めることも効果的です。

    《かかりやすい人》お年寄り、子ども、糖尿病など持病がある方

    私は医師ではありませんので、この情報はNHK産経新聞などのサイトを参考にしています。

  • アピタル震災特集 医療情報リンク集
    朝日新聞系の情報リンク集サイトです。癌患者さんや糖尿病の方への情報サイト、医療相談掲示板など参考になると思います。
    医療のほかに、行政機関からのお知らせや、お子さん連れ、妊婦さん向けの情報もリンクが載っています。

  • ツイッター医療相談情報
    ツイッターでの配信情報が元になっていますが、被災地で体調を崩されたお子さんや妊婦さん、持病のある方、健康不安を抱えておられる方など応急の参考情報にはなると思います。

  • 日本透析医会災害情報ネットワーク
    3月15日時点で人口透析が必要な方を受け入れ可能な施設について、日本透析医会がこちらのウェブサイトにまとめています。
    透析可能な医療機関の名前、各医療機関の被災状況や、透析要請の人数などが掲載されています。
    「その他不足物品や連絡事項等」の箇所では、受け入れ可能情報と連絡先も掲載されています。

    *実際に現場の医師の間では現在、ネットワークを立ち上げ被災地の患者さんを東京や新潟、大阪などの病院に搬送し、受け入れる準備が進められているようです。
    【朝日新聞Astand 3月17日記事】「透析患者1100人が大移動 医師ネットワークが動く」 ただ16日夕方の時点では、都内での宿泊先のめどがついていなかったようです。

  • 難病、持病をおもちの方への支援
    サイエンス・メディア・センターが
    「社会的弱者に対する被災支援情報リンク」を設置されています。
    糖尿病や筋ジストロフィー、妊産婦やお子さんへの支援の手引きとなっています。
    またこうした方や、高齢者、乳幼児などは、優先的に停電の影響のない地域に移動をお手伝いした方がよいと思われます。

    すでに指摘されていることとは思いますが、 福島県在住の妊婦さんは特に県外へ移動された方がいいでしょう。
    県外への協力要請を、
    日本産科婦人科学会がすでに15日に出されています。
    医療機関だけでなく、住む場所探しを含めた、各地で受け入れの準備が必要ですね。

    妊婦さんや乳幼児への被曝の影響と、ヨウ素(ヨウ化カリウム錠)の服用方法については、やや専門的ですが同じ学会が
    こちらのQ&Aを出されています。
    ただし3月15日午前6時の時点で福島原発より5km以上離れたところにおられた妊婦さんや胎児へは悪影響の心配はないそうです。
    同学会より

  • 放射能に対する対策
    福島原発の事故の影響がどこまで大きいものか、まだよく分からない段階でこの内容をここに載せるかどうかは迷ったのですが・・・
    密閉された空間に閉じこもるのも難しく、逃げることも困難な被災地の方だからこそ知っておいて頂きたいと思い、やはり書くことにしました。
    (同じ内容は既にこのサイトの「福島原発の放射能の影響について」というページに載せています)
    距離の離れた被災地の方など、まだ過剰に怖がられる必要はないと思います。不安をあおってしまったようなら申し訳ないです。

    <外部被爆対策>
    ・放射能を浴びる危険があるとき、地域では外出を控える。
    ・外出する際には口にタオルを当てる。マスクなども有効。
    ・帰宅したら玄関の前で服をはたく、手を洗うなど(花粉対策と類似)
    ・雨に濡れて放射能が付着しないよう注意する。傘・レインコートは必需品。
    降り始めの雨には巻き上げられた粉じんが高濃度で含まれるので、浴びないように気をつける。雨雲は広がるので、遠方でも気をつける。

    <内部被爆対策>
    ・汚染された可能性の高い地域では、飲料水には井戸水は避け、できるだけ水道水も使わず、ミネラルウォーターなどを利用する。
    同様の注意は
    国際環境NGOグリーンピースのサイトでも紹介されています。

    ※3月20日頃より、福島県内の水、県内で生産されたほうれん草や牛乳などから、食品衛生法の暫定規制値以上放射性物質が検出されています。
    栃木県、茨城県からも検出。人体への影響については、政府の関係庁が監視し指示を出されているようですが、詳しくお知りになりたい方は
    こちらの関連情報のページをご覧下さい。


    ■安否確認をされたい方

  • Google 避難所情報 
    青森、福島、岩手、茨城県の避難所の場所名、避難人数、定員、電話番号などが載っており、住所を入力して避難所の場所を検索し、地図上で表示することができます。

  • 避難者名簿(読売新聞)
    岩手、宮城、福島県の避難者名簿の一部が、各市町村ごとに公開されています。生年月日、性別、住所の欄がありますが空欄も多いよう。

  • 朝日新聞サイトから、避難所におられる方、亡くなった方をそれぞれ検索できるように
    こちらの特集ページ
    の右側に、探しておられる方のお名前を入力し、検索できる欄があります。お名前の一部でも検索可能です。

  • Google避難所名簿共有サービス
    各避難所に避難されている方のお名前と出身地が写真データでアップされています。(Picasaサイトを利用)
    《どうやらもうひとつあるようです》
    宮城県、岩手県、福島県の各避難所別、五十音順です。これに基づき有志の方が、張り出されていたお名前を下記のGoogle 安否確認サイトに登録して下さっているようです。検索してみてください。

  • Google パーソン・ファインダー(安否確認サイト、日本語で探す方はこちら)
    お名前をもとに個人ごとに頁が作成されており、自分自身や知人の消息情報を提供したり、人を探したりすることができます。短いながらメッセージや、連絡して欲しい先の電話番号等も残せます。

  • 災害用伝言掲示板
    audocomosoftbankウィルコムiモードNTT東日本KDDIEMOBILE

    被災地では携帯電話が非常につながりにくくなっており、心配して外部から多くの人がかけてしまうと、回線がパンクして緊急支援活動などに支障をきたす恐れもあると思います。安否情報についてはこれらの携帯会社のサービスを利用されるとよいでしょう。携帯電話の番号さえ分かれば、メッセージが残されているか検索できます。

  • 災害用ブロードバンド伝言板(web171)
    NTT東日本、西日本が利用規約に同意された人を対象に提供しているサービスです。

  • 国際赤十字が、日本語、英語、ハングル、中国語、ポルトガル語、スペイン語での被災者情報の検索、安否確認のサイトを開いています。自分が無事な場合の連絡、探している人の捜索リストに登録することもできます。

    日本語で探す

    他の言語でお探しの方は、多言語ページをご利用ください。

  • 東日本巨大地震 災害に関する情報リンク
    発令されている警報・注意報、交通機関の運行状況、首相官邸や原子力安全・保安院など、最新情報を確認できるリンク集です。





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