知ってて便利なアラビア語(パレスチナ・ヨルダン編)


*タクシーに乗る*

その土地のバスやセルビス(乗合タクシー)の路線を覚えて使いこなすのは、短期滞在の旅行者にとってはかなり大変。
ちょっと割高だけど、結局タクシーに乗っちゃう、なんてことも多いと思います。
そうはいっても物価の違いで、日本と比べてタクシー料金が安い!(ヨルダンで初乗り0.25JD=約35円)というのが強い味方なのです・・・
でも高級ホテルやガイドさんと違って、タクシー運転手は皆が英語を話せるとは限りません。
(日本と比べると、ヨルダンでもパレスチナでも皆、驚異的に話せるほうだと思いますが)
思った場所に問題なく到着するには、こちらが乗り方・会話のスキルを身につけておくのが無難でしょう。

”〜までお願いします” 「ラウサマハト ラ 〜」
  (フスハーで「〜へ」を示す「イラ(ila)」「アラ('ala)」はヨルダン・パレスチナ方言では「ラ(la)」で十分)      
(字義通りには「基本のあいさつ」で書いた「Excuse Me」+「〜まで」)

”〜へ行きたいんだけど/連れて行ってください” 「ビッディー アルーフ〜(biddi arufu)」
   ・・・「ビッディー」は「I want」、「アルーフ」は「I (will) go」の意味。
目的地の名前を告げるだけでもいいけれど、こう言えばきちんと伝わります。
正則アラビア語の教科書に書いてあるとおり、フスハー(正則アラビア語)で「フズ ニー イラ〜(khdh )」と言ったところで、タクシーの運転手さんには通じません。
フスハーはニュースかアニメか時代劇でしか使われないので、仰々しいイメージがあるらしく、
「拙者〜へ行きたいでござる」といった感じに聞こえるのでしょうか。。。

”〜に着いたら教えてね” 「イフキーリー ランマー ヌワッサル〜(ihkili lamma nuwassalu )」
セルビス(乗合タクシー)に乗った場合、他の乗客が途中で乗り降りしたり、自分が目指す場所が経由地ではあっても最終停車地ではない場合もあります。
そんなときは自分が行きたい場所を先に告げておき、運転手や周りの乗客に、降りる場所が来たら教えてもらう、というのも手です。
(そんないい加減なことをしてるのは私くらい? (^^;)

(字義通りには「イフキーリー」=「言ってください」,「ランマー」=「〜した場合」,「ヌワッサル」=「私たちが着いたら」)

”ここで降ります” 「アインダク、ラウ サマハト(indak lau samaht)」
タクシーで目的地に着いたら告げるセリフ。
セルビスで降りたい場所で停めてもらうときにも使える便利なフレーズ。
ミニバスなどは停車ボタンや呼び鈴がついていないことが多いので
窓をコツコツ叩きながらこう言うか、大声で運転手へ叫ぶと車を停めてくれます。
聞こえてなくても周りの乗客がたいてい騒いで「この子、降りたいってよ!」と伝えてくれるので大丈夫。
アラブ人は親切です。
それでもだめなら「ナーズィル ナーズィル!(nazil nazil)」(降りるってば!)と叫べば即、止まってくれるはず。急ブレーキに注意(笑)

”降ります、ありがとう” 「ヤーティーク ル アーフィエ(yatik l afie)」
タクシーを停めるときはこれでOK。
(字義通りには「神があなたに健康をもたらしますように」という意味ですが、「お疲れさま」くらいのニュアンスでよく使われます。
この場合、「ここまで私を運んできてくれてありがとう、お疲れさま」ということでしょうか。

※ただしこれはエジプトでは使えず、そのまま素通りされてしまうので要注意!
エジプトでは「ヘナ クワイイス(hena quwaiis)」(ここでいいよ)と伝えましょう。

”〜までいくらで行ってくれる?” 「アッデーシュ トーフズ ラ〜?('addesh takhdh la)」
ヨルダン国内、特に短距離はタクシーにメーターがついていますが、
長距離、またパレスチナ自治区内でタクシーを取るときは交渉制になります。
(相場については   参照)
ドライバーがよさそうな人なら、乗ってしまってから交渉を始めてもいいですが、
トラブルを避けるため、乗り込む前に助手席の窓越し、または扉を開けて値段交渉を済ませておくほうがよいです。
人によっては「ザイマビッディク(zai ma biddik/biddak)」(あんたの好きな値段でいいよ)と言ってくる人もいますが
そうやって乗せておいて後で高い値段を請求されても困るので
「ヤアニー アッデーシュ?(yaani 'addesh)」(で、つまりいくら?)とひきさがって、だいたいの金額を決めておいたほうが無難です。


”俺のおごりでいいよ” 「ハッリー アレイ(khalli alai)」

ドライバーさんの機嫌が非常にいいときは、降りるときこう言われることがあります。
仲良くなると家族のようにもてなす、アラブ人のサービス精神発揮!
こちらの顔をしっかり見てにこにこ言ってくるので、どうしていいか迷いますが
彼らも本心としてはお金が欲しいはず。
「ラー?(la)」(字義通りには「No!」だが、ここでのニュアンスは「本当に?」語尾を上げるのがポイント)と何度か聞き返して
それでも同じことを言われたら、半値でも払って降りるように、私はしています。

”もういいよ、ここで降ろして” 「ハラス! ビッディー アンズィル ホーン(khalas! biddi anzil hon)」

本当に頭にくるドライバーの場合、こう言って無理やりその場で停めてもらい
降りることもできます。特にアンマンはたくさんタクシーが走っているので
嫌な思いをしながら無理に同じタクシーに乗らなくても、別の車を拾えばよいのです。
inserted by FC2 system